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FreeBSDでntpdateからntpdに変更し、期限切れの閏秒ファイルも更新した

人気ブログランキング にほんブログ村 ntpdateならびにntpdはインターネット標準時間サーバーと同期してシステム時刻を設定および維持するオペレーティングシステムのプログラムだ。 元々、何年も前に現在のPCにFreeBSDを初めてインストールした際にntpdateを選択していたのだが、近い将来にFreeBSDでntpdateが廃止されるとのことなので、ntpdに移行する。 # ee /etc/rc.conf 以下を追加する。 ntpd_enable="YES" ntpd_sync_on_start="YES" # ee /etc/ntp.conf FreeBSDでは初めから標準で以下のサーバーが設定されている。 pool 0.freebsd.pool.ntp.org iburst もし接続するサーバーをNetwork Time Protocolとする場合は以下を追加する。 driftfile /var/db/ntp/ntpd.drift server 0.pool.ntp.org server 1.pool.ntp.org server 2.pool.ntp.org server 3.pool.ntp.org サービスを再起動する。 # service ntpd restart 時間の同期を確認する。 % ntpq -p 以下のように表示される。      remote           refid      st t when poll reach   delay   offset  jitter ==============================================================================  0.freebsd.pool. .POOL.          16 p    -   64  ...

FreeBSDで音楽プレーヤーのcmusに通知機能を追加する

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人気ブログランキング にほんブログ村 cmusはコマンドを実行するときに使用するターミナル上で動作する音楽プレイヤーだ。 このターミナルが... この様に音楽プレーヤーとなる。 このプレーヤーで音楽を聴いている時、楽曲が変わる毎にアルバム名、曲名、演奏者などの通知がデスクトップ上に表示されるプログラムを追加する。 検索すると様々な通知プログラムが公開されているが、自分が特に気に入った通知プログラムは「cmus-notify」というもの。 https://pypi.org/project/cmus-notify/ ウェブページに設定方法が詳細に記されているが、FreeBSDではpipでインストールするので、予め以下のプログラムがインストールされていること。 py39-pip 「cmus-notify」をインストールする % pip install cmus-notify 新たにファイルを作って % ee cmus_notify.sh 以下のスクリプトを作成する。 #! /bin/sh cmus_notify "$*" & ファイルに実行権限を付与する。 % chmod +x /home/****/Desktop/cmus_notify.sh ファイルを以下の場所に配置する。 /usr/home/****/.config/cmus/cmus_notify.sh 次にcmusを起動する。 起動したらスクリプトファイルを読み込む。 以下のように入力してEnterを押下する。 :set status_display_program=/usr/home/****/.config/cmus/cmus_notify.sh そして楽曲を再生すると... 以下のように通知が表示される。 但し、この状態だと通知は標準の5秒間しか表示されないので、表示時間を10秒に変更する。 以下のファイルを編集する。 % ee /usr/home/****/.local/lib/python3.9/site-packages/cmus_notify/constants.py 5000を10000に変更する。 #: The default timeout for the notification to disappear DEFAULT_TIMEOUT = 5000 ↓...